<PPT・ケラチン、コラーゲンが毛髪損傷の原因に!>

毛髪の成分とPPT

髪の毛はすべてタンパク質で出来ています。毛表皮(キューティクル)は髪の毛の中で一番丈夫なケラチンです。中身の部分は皮質(コルテックス)と呼ばれケラチン繊維や皮質細胞がぎっしりつまっています。細胞といってももと細胞と言うだけで繊維の集合体と言ってもよいでしょう。繊維がバラバラにならない様に間充物質(マトリックス)が糊でかためる役目をしています。この間充物質も殆どがたんぱく質です。毛の中心はズイ(メデュラ)と呼ばれ細い毛ほど少なく全くない人もいます。間充物質は殆どがC-ケラチンと呼ばれるタンパク質でその他にアミノ酸がつながって出来たPPT(ポリペプタイト)が含まれていて一番水分を吸収し薬品の作用を受けやすいのもこの部分です。トリートメント剤として使用されるPPTは人工的に牛や豚の皮・ダイズ・シルク等から造られるタンパク質で、数百とつながったアミノ酸を水に溶けやすくするために5個・10個・20個位のつながったもの(分子量)にしたものです。

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Relation1

パーマ剤・カラー剤のアルカリとモイスチャーライザー

パーマの一液・カラー剤にはアンモニアやモノエタノールアミン・トリエタノールアミンの様なアルカリが入っていて、ケラチンに作用してこれを軟化・膨潤させ、最後には髪を溶かしてしまいます。毛はケラチンで出来ていると言っても10%位の水分を含んでいます。シャンプー後は30%近くの水が浸入します。(毛の当電帯はPH4.5〜6.5、水PH7.0〜、毛髪化学では水はアルカリ系とみます。)しかしドライヤーで乾燥しても水分がすっかりなくなる事はありません。これはケラチン自体が水と親和性が強く、特に間充物質中のアミノ酸やPPTは吸水性が強く水分を蒸発するのを防いでいるからです。こうした水分を保湿する働きをする物質をモイスチャライザーと呼びます。トリートメントの後しっとりとするのは、トリートメント剤にモイスチャーライザー(PPT・ケラチン・アミノ酸)が入っているからです。
パーマ剤・カラー剤に使用されるアルカリは水溶性で、パーマ・カラーの前処理としてPPT等を使用すると、パーマ・カラー後も毛髪内に残ります。その残ったPPTは親和性が強く、又アルカリ特にモノエタノールやトリエタノールが毛髪の間充物質とも親和性が強く不揮発性の為、アルカリは簡単には取れなくなります。
普通パーマ・カラー後シャンプーした後トリートメントをする為、手ざわりは良い様ですが、PPTと共に髪の中に残ったアルカリがドライングすることにより、濃縮・強力化し、お客様が家に帰った後もアルカリが毛髪の間充物質を溶かし続け、シャンプーの度に流出してしまいます。その為、再来店された時、毛が傷んでいるのです。

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Relation2

トリートメント類は酸性側で使いましょう

PPT等は保湿力を持っている良い所があるのですが、アルカリ側で使用すると反対に今以上に毛を傷める原因になります。PPT等はシャンプー後、酸性側で使用すると保湿剤としてのいい役目をしてくれるのです。

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